まんが日本昔ばなし『猫岳の猫』の概要
あらすじ:
昔、山に住む親切な老婆が、ある日道端で倒れている猫を助けます。老婆は猫を家に連れて帰り、看病します。全快した猫はお礼に、老婆に裕福な生活を送る方法を教えます。しかし、その方法にはある条件がありました。
主人公:
* 老婆
* 猫
舞台:
山
内容:
老婆が家に帰ると、猫は老婆に「お前の田んぼに米が実ったから、明日取りに行け」と言います。老婆が翌日田んぼに行くと、なんと見渡す限り一面に稲穂が実っていました。老婆は驚き、米を収穫します。
また別の日に、猫は「お前の山に薪がたくさんあるから、取りに行け」と言います。老婆が山に行くと、そこには大量の薪が積まれていました。老婆は薪を家に運びます。
こうして老婆は猫のおかげで金持ちになりました。しかし、猫は老婆に「他人にこの秘密を話してはいけない」と忠告します。
ある日、老婆の隣に住む欲張りな男が、老婆の裕福ぶりを見て尋ねます。老婆は猫の秘密を隠していたものの、つい男に話してしまいます。
すると、男は急いで老婆の田んぼと山に行きますが、そこには何もありませんでした。男は老婆を責めますが、老婆は何もできません。
老婆は猫に相談を持ちかけると、猫は「二度と他人に秘密を話さない」と忠告します。老婆は猫の言葉を胸に刻み、二度と秘密を漏らしませんでした。
教訓:
* 他人に秘密を話さないこと
* 恩返しには感謝すること
* 欲深はいけないこと